バッファロー‘66

 クリスティーナ・リッチがかわいかったね。ヴィンセント・ギャロ扮するビリー(ダメ男)に最初はムカついてたが、だんだん思い入れができてきた。うそを塗り固めないと生きられずに、生きるのが苦しそうなところがすごく同情・共感した。生きるのに不器用な感じがちょっとわかるんだよな。あとラストがさわやかでよかったね。あそこで踏みとどまって殺人者にならずに、自分に正直になれたところがホントによかった。でも、あのクリスティーナの役があんなについて行っていいのか?ってすごく疑問に思った。普通に考えたら付いていかないでしょ(笑)。だけど実はかなりの食わせ物だったね。最初はビリー(ギャロ)が一方的に彼女を振り回してるようにみえて、実はヤツの方が全然子供で、彼女のほうが何枚もウワテだったね。86点。