トータルフィアーズ


トータル・フィアーズ テレビでやっててモーガン・フリーマンが出てたから見てたけど、クソつまらんかった。アメリカで核爆発が起きて、ロシアの仕業と思い攻撃するアメリカと、反撃するロシア。実際はテロリストの仕業で、米露を戦わせる狙いだった。それをなんとか食い止めようとするCIAの主人公。この世界はどうなってしまうのか。
 どっかで見たような安っぽいストーリー展開と、核に対する見解が完全にアメリカ目線で、ものすごく自己中心的なところが最悪だった。大体、ラストに悪い奴をみんな殺して、さらに主人公とヒロインを同じタイミングで婚約させて、ムリヤリハッピーエンドにするってのは小学生でも考えそうな話じゃないですか。最後は惰性で見てたけど、こりゃ完全に駄作ですね。非常に幼稚でアメリマンセーな映画でした。まぁ、見る前から予想はできてたけどね。オススメはしません。20点。今日は井筒監督バリに酷評でした。
 あと、個人的にはモーガン・フリーマンは「ショーシャンクの空に」や「ドライビング・ミス・デイジー」なんかの不器用で朴訥な感じの役を演じているほうが好きだな。ショーシャンクの、出所後にレッドが牧場でアンディの手紙を読みながらキョロキョロするシーンなんか最高だと思いますが、どうでしょう?