長野弁

 仕事でたまたま出くわした方が、「まえで」と言ったのを聞いて久しぶりに長野弁を思い出しました。工場で研修してたときにおばちゃん達が良く使っていたので結構なじみがあったんですが、しばらく長野を離れて関西にいたために印象が薄れてました。
 そもそも「まえで」とは何か?と言うと、長野の方言では方向的に「前」のことを「まえで」と言うらしい。アクセントは「まえで」、しかも助詞っぽいのがついてるのに名詞。
 たとえば映画館でスクリーン前方の席が空いていたら、「まえでに行くかや?(〜かや?も長野弁)」と言うそうです。前で映画を見たいときに「まえでで見たい」と言うか定かではないです。しかも「まえで」はあっても方向的に後方のことを「うしろで」とは言わないらしい。うーん不思議だ。「まえで」の「で」は余計だと思うのは僕だけではないはず。
 参考サイト→「誰でもできる長野弁講座」さん。