the mars volta@ZEPP名古屋

 おととい、ZEPP名古屋にてthe mars voltaを見にid:rg7-421氏と共に行ってきました。

二言で言うと、「すごすぎて何がなんだか分かんない」「音よりむしろ見た目が楽しめた。」というのが率直な感想です。

 前評判として「原曲がわかんないくらいぶっ飛んだアドリブ・ジャムの嵐」というのがあったんですが、確かにその通り。原曲知ってても一緒だと思います。昔のプログレバンドのライブってこういう感じだったんだろなーって感慨にふけりながら見てました。実際前のほうの人たちはかなりノリノリだったんですが、でも僕としては若干の温度差が。すごいのは分かるんだけど、轟音が単調に続いてあんまりメリハリがなかった印象でした。時にはノれる曲もあったんですが、ノれない曲もあって。しかもドラムのバカテクを見よう(聴こう)と思っても、あまり聴こえず。
 メンバーがくるくる楽器・ポジションを変えたり、セドリックの動きや行動など、見てるほうは結構楽しかったです。

ライブメンバーは全部で8人。
ボーカルCedric Bixler(てっきりこの人がOmar Rodriguezと思ってた)の動き・スタイル・シャウトの何もかもがカッコ良すぎでした。マイクスタンドを後ろのスクリーンに投げて遊んでました。スタッフが後ろから持ってくるとまた投げての繰り返し。彼の横のテーブルにはいつも温かいコーヒー(推定)がコップにあって、スタッフが頻繁に取り替えてました。この人の動向は目が離せないですね、いろんな意味で。
ギターのOmar Rodriguez(てっきりこの人がCedric Bixlerと…略)、ギターとしては楽しそうにやってるなーってくらいの印象。ちょっと控えめだったかな。ドラムとの絡みはなかなか良かったね。
ベースもかなり楽しそうでした。この人はテクもいいし安定してるし、なかなかすごいなって印象。
ドラマーのテクはCDよりも抑え目?だったのか、全体の轟音でドラムが聞こえづらかったのが非常に残念。シンバルの音なんかは抜けが良くてしっかり聴こえたんだけど。
キーボードのデカイ黒人の人が前向いてたと思ったら横向いて、今度は後ろ向いてと見た目にも気になった。
その他、メンバーが楽器を取り合ったり。色々。