気がついたら無機質な四角い部屋にいた。合計６人、力を合わせて「キューブ」の謎を解き、出口を探すっていう物語です。
前から名前は聞いたことあったんですが、寮の友達のオススメを受けて、今回見てみました。
この映画、結構好き嫌いが分かれると思います。何の説明もなしに始まり、何もかもが突然過ぎてイマイチ入り込めなかったんですが、ストーリーが進むにつれて面白くなりましたね。ラスト近くからの展開は目が離せなかったです。極限状態での人間の行動や、キューブの仕掛けなど、なかなか思うところがありましたね。ラストは考えさせられます。ただちょっとグロかったのが、個人的には苦手だったかな。あと僕は愛とか希望とかがテーマになってる映画が好きなんですが、そういったエッセンスは含まれてなくて、少し冷たい印象を受けました。
登場人物の一人が言ってた言葉、外の世界には希望はないってのは、なんだか監督の考えのような気がしました。この人、人間が嫌いなんだろうか。８０点。
本編終了後には同監督の短編映画が入ってましたが、こちらはホラーで、どうも受け付けませんでした。
