アバウト・シュミット


アバウト・シュミット 二日間の肉体労働の筋肉痛が残ってます。そいつは置いといて。
ジャック・ニコルソン主演。定年退職後、やることもなく42年間連れ添った妻とは心が通わず、アフリカの貧しい子どもに金銭を援助し、手紙に自分の愚痴を書くことで心を落ち着かせる男。素直になれず虚勢ばかり張ってるんですが、あるとき妻が急に倒れ、娘は言うことを聞かないでろくでもない男と結婚するという。気分にまかせて、妻が買ったキャンピングカーで旅に出るが…。思い通りにいかない世の中を、ちょっとひねくれた視点から描いてます。
 偏屈なオヤジをやらせたら彼の右に出る者はいないと僕が思う、ジャックがこの映画でも同様の役を演じてます。彼の主演作「恋愛小説家」も好きでした。
まあまあってとこですかね。ところどころに出てくる、面識もない少年に語りかけるのとか、良かった。80点。