8/13 Summer Sonic 2日目 その2

 くるり。さすがに3つ前のバンドからいると、かなりいい位置で見られる訳で。1つ終わる後とに中央に攻めていき、ダニエル・パウターが終わって後ろから押されるままに進むと、前から2番目のほぼど真ん中をゲット。しかしそれと引き換えに同じ姿勢で3〜4時間いたのがよくなかったのか腰をやられました。あと、岸田氏を劣化させたような長髪&眼鏡の人が隣にいて、ちょっと違和感。まあ気にしない。
 シャーロックホームズみたいな格好で出てきたメンバー。帽子とマントをとった岸田氏は半ズボンにネクタイ、そしてSG!スウェンサーさんから聞いてた通りのまさにアンガス・ヤングスタイル。いやー、いいね。お客さんをいじったり笑わすところはイメージと違ったんですが、さすが関西人。ツボを抑えてまんがな(笑)たまたまサマソニの隣で電車博覧会みたいなのをやってたみたいで、そこにいって買ってきた電車路線が印刷されたタオルを自慢げにアピール。ここはさすがに電車好きなんだろねー。ファンもみんな分かってるらしく反応がいいね。
 やった曲順は忘れましたが、「Tonight is the night」「ロックンロール」「ばらの花」「東京」「ワンダーフォーゲル」「Ring Ring Ring!」「虹」「Morning Paper」、あと知らない曲を1・2曲でしたね。ライブはフェスってこともありかなり短めだったんですが、めちゃめちゃ良かったっすわー。次回は単独ライブに参戦したくなりますね。
 そうそう、2曲目くらいにロックンロールを絶叫しながら歌ってたんですが、どうも前にいるヤツ(ヤカラ)がチラチラこっちの方を見てにらんでくるんですよ。何が気に食わないんだろうなあって思ってたら、どうやら岸田氏のほうに耳を向けてる模様。くるりの生粋のファン(僕はたかだか4ヶ月くらいですが)には暗黙のルールがあるのか知らないんですが、自分が歌って満足するよりも岸田氏の歌をしっかり聞きたい人が多いんですかね。僕はライブに行ったら歌える曲は歌って楽しむのが好きなんですが、前のヤカラにその楽しみを奪われたのでちょっとムカムカ。でも後のほうはムシして平気で歌いまくってましたが(笑)くるりライブの作法とか、その辺のことをご存知の方いたら教えてください。

dinner-roll1000-01-08  くるりで腰をやられて外で避難。WTCの中でKさんとラーメン(セット)とか食べた後、彼はメタリカに参戦しに行ったんですが、僕はゆっくりとインテックス大阪に戻り、かなり時間つぶしをした後、the Flaming Lipsの途中から見始めました。名曲「Race for the prize」の途中くらいから入ったら、何やらステージ上にサンタの格好した人たちやメルヘンチックな格好の人、キーボードの人は骸骨プリントの全身タイツを着てました。しかも、客席にはたくさんの風船が!それも直径70〜80cmくらいあるやつがたくさん。曲をそっちのけで風船を遠くにパンチすることにみんな盛り上がってました。あんまり曲知らないので曲の解説とかはできないですが、ヨシミ・バトルズ〜とかはめちゃめちゃ良かったっすね。今回、Keaneのライブが急遽中止になったんですが、「キーンの曲聴きたかっただろ?何なら俺たちがやってやるよ」(超意訳)みたいな流れで、しかも客席から外人の女の人をステージに上げて、メンバーがキーンの曲をやり始めたではないか。しかも女の人が超下手くそに歌うんですが、こんな一風変わったハプニングもいいですね。かなり楽しめました。
 この日も車で送ってもらったんだけど、腰の痛みと軽く寒気がしたので早めに旅館に帰着。
サマソニ全体としては、去年の方がメンツ的にも良かったんだけど、でも去年が良すぎたせいで今年がかすんでしまったのかも。なんせ、去年はOasis / The La's / Ian Brown / Weezer / Nine inch nails / Deep purple / Kasabian / Teenage Fanclub / Bloc Party / Yellowcard / 雷rize図(断腸) / Orange range(これも断腸)等。全部見たわけじゃないですが、90年代の全盛期メンバーってとこがあったからね。まあでも大満足でした。以上、サマソニ報告。