やる夫で学ぶモダン・ジャズ

 全体的にゆるい感じですが、とってもわかりやすく勉強になります。以下引用、編集

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その1

【年表】(斜め読みでけっこうです)
(年代は目安)

?〜1910年代 ジャズ誕生前夜(黒人音楽=ラグタイム、マーチング、ゴスペルだった)

?1910-1920年代 ニューオリンズディキシーランドジャズ(ジャズの誕生と拡大) 

?1930年代 スウィングジャズの時代(ポピュラー音楽としてのジャズ)

?1940年代 ビバップの誕生(モダンジャズの黎明期)

?1950年代 ハードバップ、ウェストコースト・ジャズの時代(洗練・複雑化するモダンジャズ

?1960年代 ファンキー・ジャズ、フリー・ジャズ新主流派の3流派のせめぎ合い(モダンジャズの総決算)

?1970年代 ロック、ファンクと融合し電子化したジャズ、フュージョンの全盛(モダンジャズの終焉)

?1980年代〜 新古典派の出現(アコースティックなジャズの復権)    


今回は年表の?〜?「モダンジャズの時代」を中心に取り上げて観ていきたいと思います(理由は巷で聴くジャズの大半が?〜?の時代の音楽にルーツを持っているためです)。モダンジャズとは一般的にはビバップから60年代までのジャズを指します。特徴は以下の通り
?譜面に縛られない自由な即興演奏(アドリブ)
?バンドメンバー全員によるのメロディやハーモニー、リズムの応酬(コールアンドレスポンス)
?実験的な手法(不協和音や前衛音楽の積極的な導入)や他の音楽ジャンルの吸収を積極的に行うリベラルな音楽性


【参考 演奏者によってことなる「オレオ」】 
マイケル・ブレッカー

ハービー・ハンコックブランフォード・マルサリス

ハンク・ジョーンズ


【参考 コールアンドレスポンス】
マイルス・デイヴィス 「枯葉」